ORANGE RANGEの新曲がヤバい
今月1日に発売されたORANGE RANGEのEP「UNITY」に収録されている曲、「チラチラリズム」がヤバい。
新しくて懐かしい
この曲を初めて聴いたとき、まるで10年近く聴いてきたかのような安心感があったのだ。新曲であるはずなのに。この原因は、随所にORANGE RANGEエッセンスが入ってることである。
ORANGE RANGEエッセンス
音楽のことはあまり詳しくないが、おそらくこの曲は
Bメロ→Aメロ→Bメロ→サビ→Aメロ?→Bメロ→サビ→なんか謎のパート→Bメロ→サビ
という構成になっている。よくわかりません。
Aメロはラップっぽいやつで1番と2番で違いがある。2番のラップ?はSunny Stripeの「アメリカンドリーム ジョークも知らない ベースボール嫌いウチのマミー ユニフォームに袖通し Let's go」あたりに酷似
Bメロは上海ハニーの「そう僕君のことよくしらないけど何かときめいてます」や、ウトゥルサヌの「じっとしても見つかるよ 動いても見つかるよ」に近いメロディ
サビはところどころイケナイ太陽に近かったり、上海ハニーっぽさもある。
謎のパートはよくあるラップのやつ。
このように、聞き覚えのあるメロディが新しく懐かしい現象を起こしているのである。作曲している人物が同じなのだから聞き覚えのあるメロディがあって当然だろう。しかし、あのORANGE RANGEだぞ??? ORANGE RANGEといってぱっと思いつくキーワードはそう、「パクリ」である。意図的に特定のメロディをバレるかバレないかくらいのギリギリのラインでアレンジする。アレンジレンジとも揶揄された彼らが行った、セルフパクリがこのチラチラリズムなのではないだろうか。デビュー15周年で彼らが見つけた境地、それは自分の楽曲をパクることだったのだ。
実際に聞いてみると面白いよ。以上です。